【確定】選挙に外国が介入する影響工作の証拠！

実は、参院選では、「海外が介入したと思われるＳＮＳ上の偽・誤情報が拡散しているのではないか」と、専門家が指摘しているんだ。

Ｘ（旧ツイッター）が2025年7月16日までに、ＳＮＳの投稿やニュースを紹介する「まとめサイト」のアカウントを凍結したんだ。

いや、Ｘが認証した組織アカウントだった。そして、そのアカウントには約６万フォロワーがいたんだ。

他には、関連アカウント４つも凍結されたんだ。フォロワー数は最多で約26万もいたんだ。

凍結されたアカウントは、ロシアのプロパガンダ（政治宣伝）を流しているとされる政府系メディア「スプートニク」を引用した記事があるなどの指摘が、SNS上で拡散していたんだ。

そう。さらに、凍結されたアカウントの１つを２年以上観察したところ、そのアカウントは継続的に日本政府を批判する投稿を繰り返していたんだ。

だけど、実は、その投稿に表示された広告を分析したところ、広告収入目的だと判明した。

そう。関係ない可能性がある。

サイト運営者は「ロシア政府とこんな個人サイトがつながっているわけない」と、ロシア政府のつながりを否定しているんだ。

X側は、このことに関して特にコメントしていないんだ。

そうとも限らない。ある専門家は「過去にロシアが同様の拡散をした事例があり、今回は類似の手法なので、ロシアが背後にいる可能性は否定できないが、証明もできない」と話しているんだ。

平将明デジタル大臣は、海外では他国からの介入があった事例を挙げ、「参院選も一部そういう報告もある」と述べたんだ。

そういうこと。さらに、青木一彦官房副長官は、「我が国このような影響工作の対象となっているとの認識のもと、対応能力を強化する」と述べた。

ただ、今回のＸのアカウント凍結に関しては、青木官房副長官は「個別具体の事例については、事業者への対応も含め、コメントすることは差し控える」としている。

そうだね。実際、この政府の対応を疑問視する専門家もいる。

明治大学の斎藤孝道教授は、まず、日本政府が外国の介入の可能性があるとしたことに対して「どういう証拠に基づいて発言したのか」と疑問を呈した。

さらに、日本政府に対して「政府としてどんな対応をしてきたのか説明責任がある」と強い懸念を示したんだ！

選挙に対する他国の介入は、国内世論を分断する可能性があるのだから、政府として対応することは当然のことなんだよ。